画像処理ソフトウェア開発キットの最新版「ImageGear .NET V25」 を2021年8月6日より販売開始。DX推進で注目されるOCR技術の機能強化。

株式会社ラネクシー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小瀬 充、以下ラネクシー)は、米国Accusoft社(アキュソフト社、本社:米国フロリダ州、社長: Jack Berlin)が開発した画像処理ソフトウェア開発キットの最新版「ImageGear .NET V25(イメージギア ドットネット バージョン25)」および「ImageGear Medical .NET V25」(イメージギア メディカル ドットネット バージョン25)を発売します。本製品は弊社販売代理店経由で、2021年8月6日より販売開始いたします。

ImageGearファミリーは、文書管理や地図システム、電子カルテシステムを中心に高い信頼性が評価され、全世界で5,000万本以上の応用実績を誇る画像処理ソフトウェア開発キットです。TIFF、JPEG、PDFや DWG、DXF等のCADファイル、および100種類以上のイメージファイルの表示と編集を行うことができ、OCRのサポート、バーコード認識、医用画像規格のDICOMをサポートしています。

「ImageGear .NET V25」は、Visual Studioにおいて使用可能なアプリケーション開発者向けの高速画像処理コンポーネントです。年々更新されていく画像ファイルフォーマットへの対応や画像処理技術をAPIにて提供しておりますので、簡単&低コストで最新の画像処理プログラムを作成することができます。

新バージョンでは、OCRライブラリの機能が強化されました。DX推進に注目される書類や帳票類のデジタル化において、OCR技術とRPAを連携して自動化することによる業務フローの大幅な改善が期待できます。

ラネクシーでは、今後も国内外の革新的で高付加価値なソフトウェア製品のリリースを計画しており、アプリケーション開発者に向けた高品質な画像処理ソフトウェア開発キットを提供していく予定です。

ImageGear .NET V25の新機能


  • ダウンロードサイズ軽減のため、インストールパッケージをx86とx64に分けました。
  • ImGearOCRLetterクラスに認識した文字のフォントスタイル情報を提供するプロパティ、FontAttributeを追加しました。
  • より詳細なテキストの位置とサイズの情報が取得できるようImGearOCRLetterクラスにCapitalLettterHeightとFontSize属性を追加しました。
  • ImGearOCRPage.CreatePDFPageメソッドは入力画像でモノスペース(等幅)、サンセリフ、イタリック(斜体)、ボールド(太字)のテキストを検出した場合、それらを再現しようと試みるようになりました。
  • ImGearOCRDirectTextFormat列挙型でXmlWithCoordinatesを使用する場合にImGEarOCR.WriteDirectTextメソッドの対象ページにイタリック(斜体)またはボールド(太字)として検出された単語要素にBool値の「italic」属性と「bold」属性が含まれるようになりました。また、各単語の属性として「fontSize」と「baseLine」が含まれるようになりました