★ ウィルスに感染してもすぐに復旧!PC20台のマシン保護
今回はある企業様にて、20台のPCを「ActiveImage Protector –RE Desktop Edition」を使用して保護した事例をご紹介します。
その企業では、今までファイル単位のバックアップしか取得しておらず、仮にランサムウェアなどのウィルスに感染した場合、PCを復旧させるためにはOSの再インストールが必要になってしまい、復旧にかなりの時間がかかっていました。
そこで、PC丸ごとのバックアップを作成するようにして、問題が発生した際、すぐに復旧できる体制づくりの検討を始めました。しかし、20台すべてのバックアップを「どのようなタイミングでするのか?」「時間はどのぐらいかかるのか?」など、いくつか課題がありました。
それらの課題を解決するために「ActiveImage Protector –RE Desktop Edition」でのバックアップ運用を採用しました。
PCバックアップの課題と解決
ActiveImage Protector –RE Desktop Editionをご導入したことで、従来のファイル単位でのバックアップ実施から、下記のとおり課題を解決することができました。
テーマ | 課題 |
解決 |
---|---|---|
リカバリ作業 | ファイル単位でのバックアップ取得のため、誤って削除したファイルなどの復元はできるが、PC障害時やマルウェア被害などから復旧させるには、OSの再インストールから対応しなくてはいけない。 | PCが使用できない状況になっても、ディスクを丸ごとバックアップしているため、日ごろ作成してるバックアップファイルを使用して復旧するだけ。すぐにPCを使用できる状態にすることが可能。 |
バックアップ データ管理 |
OSの種類(Windows 7・8・10)やメーカ、スペックがまちまちだが、PCごとに異なるツールで管理はしたくない。 | ActiveImage Protector -RE Desktop Editionは、Windows XP から Windows 10 まで対応。 メーカやスペックは問いません。 ※1※2 |
運用負荷 | PC×20台のバックアップ運用を想定した際、イメージ取得時のストレージやネットワークの圧迫など、負荷が大きすぎるのでは… | 完全バックアップの実行タイミングが3台以上重ならないように調整時間がかかる完全バックアップも、数十分~1時間程度で完了日々のPC状態は、シャットダウン時に増分バックアップの作成で時間差の実行を調整世代管理で古いバックアップフィルを定期的に削除して、保存先の容量不足を回避 |
※1 Windows XP SP3(x86)/SP2(x64) 以降のOS
※2 Pentium 4 または同等以上の CPU/メモリ1GB以上必須/1500MB 以上の空き領域
【参考】バックアップ実行の分散イメージ
座席レイアウトでみたバックアップ実行タイミング分散イメージ
まとめ
ディスクを丸ごとバックアップできる『ActiveImage Protector –RE Desktop Edition』を使用することで、 不測の事態が起きた場合でも、すぐにOSが使用できる状態まで復旧するよう保護することが可能です。
数十台PCがあっても高速バックアップを実現するため、通常なら時間のかかる完全バックアップでも実行タイミングが重ならないように調整し、システム負荷を最小限で運用することができます。