三幸電機株式会社 様

仮想環境からPC端末までバックアップ。ActiveImage Protector-REの導入により“安心”を獲得

EMS事業、ハーネス事業、電設資材事業を軸にビジネスを展開する電子機器製品のものづくりメーカー・三幸電機。かつて同社は本格的なバックアップの仕組みがなかったため、システム障害など何かあったときにデータが消失してしまう不安を抱えていた。そこで同社はこうした不安を解消するため、ラネクシーの提供するバックアップツール「ActiveImage Protector-RE」を採用。Virtual Edition、Server Edition、Desktop Editionを導入し、仮想環境から現場のPC端末までを広くカバーできるバックアップ環境を整備。安心を手に入れるとともに、ストレージの有効活用も可能になった。

  • 使用製品:ActiveImage Protector-RE(Virtual/Server/Desktop)

導入前の課題

基幹系システムをはじめとする数多くのサーバーについて本格的にバックアップする仕組みがなかったため、何かあったときのデータ消失という不安を抱えていた。

導入後の効果

ActiveImage Protector-REの導入により、仮想環境からPC端末まで広くカバーできるバックアップシステムを整備。安心を手に入れ、ストレージの有効活用も可能になった。

本格的なバックアップシステムの導入を検討 データ消失の不安を解消したい

    三幸電機はEMS事業、ハーネス事業、電設資材事業の3本柱を中心に、基板単体からユニット完成形OEM生産まで幅広く対応する電子機器製品のものづくりメーカーだ。このうちEMS事業では、設計段階から参画することでトータルコストを低減。さらに、設計・開発、試作・検証、資材・部品調達、生産・検査、出荷・輸送までを一貫して提供することで、顧客のニーズに対応。高品質な製品づくりをワンストップサービスで支えている。
 さて同社はこれまで、基幹系システムをはじめとする数多くのサーバーについて、本格的なバックアップの仕組みがなかった。ファイルサーバーのみバックアップシステムを導入していたが、他のサーバーは個別にNASを接続したり、外付けHDDにバックアップをとったりしていた程度だったという。この点について同社でシステムを担当するA氏は「過去に業務データの消失などの大きなトラブルはありませんでしたが、データ量が年々増加している現状、システム障害など何かあったときに不安です。そこで、2019年より本格的なバックアップシステムの導入を検討することにしました」と振り返る。
 実は、A氏は前職のころ、ラネクシーが以前、取り扱っていたバックアップソリューションをよく知っており、最初は同製品の導入を考えていたという。しかしすでに同製品の販売が終了していたため、旧知の担当者から紹介された別製品「ActiveImage Protector-RE」の採用を検討することにした。

データが丸ごと・確実にバックアップされる安心感 重複排除でストレージも有効活用

    三幸電機はまず、1台のホスト上の仮想サーバーを保護できるVirtual Editionを導入。その後、他の仮想環境に展開するため、VMware vSANサーバーを対象に仮想サーバ5台までインストールできるVirtual クラウドライセンスを3ライセンス導入し拡大した。その後、物理環境にも展開して同社の業務を支えるサーバー、クライアントの確実なバックアップが実現し、万が一の事態に対する安心を手に入れることができた。
「基幹系のDBなどが丸ごとバックアップされている安心感は大きいですね。データを確実に守ることができるので、ランサムウェア対策としても有効だと思います。また、バックアップ、リストアともに高速に処理できるので、バックアップに時間をとられて業務に支障を及ぼすことは一切ありませんし、何か起こったとしてもダウンタイムを最小限に抑えることができます。社内で誤ってデータを消してしまい、どうにかならないかと相談を受けたときにはリストアの対応を行いますが、非常に短時間で復旧できるので、先方からは大いに感謝されます」(A氏)
 なお、前述のように同社ではバックアップを夜間に実施している。ファイルサーバーは1時間に1回のペースでとっているが、パフォーマンスが業務に影響して、ユーザーのクレームを受けるようなことはないという。ファイルサーバー以外は1日1回、DBを丸ごとバックアップし、後は増分をとっている。外注先との情報共有が必要なものは、そのバックアップから流用しているとのことだ。
 また、ActiveImage Protector-REはバックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能を実装している。専用のエージェントをインストールすることなく、インラインで重複排除圧縮したイメージファイルを作成することが可能だ。
「保存先の容量を大幅に節約できるのは有り難いですね。今後データ量がさらに増加したとしても、この機能を活用することでストレージへの投資コストを抑制できます」(A氏)
 さらに、ActiveImage Protector -REはバックアップイメージファイルや物理ディスクを仮想環境へ移行するためのユーティリティ「コンバータ(仮想化)」の機能が標準で用意されており、仮想ディスクフォーマットへの変換はもちろん、仮想マシンを準備して起動するといった処理も可能だ。
「P2Vにおいては、VMwareにもvCenter Converterがありますが、それよりも『コンバータ』は操作が容易で、何より失敗がありません。vCenter Converterと比べても、使い勝手がとても優れています」(A氏)
 加えて、ActiveImage Protector-REでは、遠隔地にバックアップファイルのレプリケーションが用意されるので、BC/DR対策としても活用可能。同社では、VPNを使用した転送により本社と高山工場など、リモートの拠点間でのバックアップも検討しているという。

管理ツール「ActiveVisor-RE」を活用し、作業の属人化を排除したい

    今後について三幸電機では、管理ツール「ActiveVisor-RE」を活用していく方針だ。ActiveVisor-REでは、管理対象マシンの詳細やバックアップスケジュールの状況が確認でき、スケジュールの一斉配信も可能。もし、エラーが発生した場合は、その確認と情報取得も行える。
「現在は私だけがバックアップやリストアを担当していますが、管理ツールをうまく活用することで、作業の属人化を排除し、他の者でもできるようにしていきたいと考えています」(A氏)

ディスクを丸ごとイメージバックアップ/リカバリ、高速性でダウンタイムを最小限に

ActiveImage Protector -REは、Windowsサーバー/クライアント向けやLinuxサーバー向けの物理・仮想環境両方で使えるイメージバックアップツールです。ハードディスク全体をセクターベースでシステム、アプリケーション、データ全てを丸ごとバックアップし、イメージファイルとして保存します。 システム障害などの際には、ファイル、フォルダ単位での復元はもちろん、OSを含めた全ての復元を簡単に一括処理で行えます。

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